なんとな~くですが

「年内に決断しよう!」とか

「今年中に終わらせよう!」とか

そんな空気感が世間的に流れているのか

ここの所 急に話が進むような事象が結構起きています

ありがたいんですけどね

まさかの繁忙期です笑


2~3月くらいだと聞いていたんですけど~


賃貸物件に動きが多い印象なのですが

お客様に説明やご案内する際に

『初期費用にこんなにお金がかかるとは…』

言われることがあります

まったく隠していたわけではないのですが

なんとなく言われると

ぼったくりしてんじゃないの~?的ニュアンスが見て取れます

ちょっと しゅんとします苦笑



意外と当たり前のように使われている

”敷金”とか”礼金”とか

きちんと説明されていないのがほとんどですよね

そうはいっても今更聞くのもなんか恥ずかしい・・・

っていう感じでしょうか

とはいえ

これを逆手に

最近は変な名目で入居者からお金をいただくシステムを

構築しているような業者もございますので

キチンと理解してお金を支払う必要があります


また 物件によってもいただく金額が違います

敷金2か月礼金なし とか

敷金1か月 礼金1か月 とか

敷金礼金ゼロだけど 補償金2か月分とか

いろいろあります

大家さんが違うのですから当然なんです

また 建物の古さや家賃の金額によっても

敷金が1か月なのか2か月なのかなど

違いが出てきます
(とはいっても法律的に決まっているわけではありませんが)



「払うお金は結局2か月分なんだからいっしょじゃん~」

と思ったら大間違い

名前が別なのですから

当然扱いも変わってきます


<礼金>
大家さんへ払うお金で戻ってこないお金
 

大家さんにこれからよろしくお願いします~という意味ですね

<敷金>
原則的には大家さんもしくは管理業者(=不動産業者)があずかるお金


”預かる”ので 戻ってくる可能性もあるお金です

ただし 入居者さんが 建物の設備を壊したり

家賃をきちんと期日通りに払わなかったりした場合

この敷金からお金をいただいて相殺します

<仲介手数料>
管理業者(=不動産業者)が頂く報酬です


これは入居者さんには戻ってこないお金です

私どもはこの金額をいただいてお仕事をしているわけです

逆に言うならば

毎月のお家賃などは大家さんに行くので

私どもにはお金が入ってきていないことが多いです

もちろん

自社で持っている賃貸物件などでしたら

当然お家賃=そのまま自社の収入

になるわけですが

全部が全部そんなわけありませんので

仲介手数料がないと困ります苦笑





基本原則としては以上の3つに大別されますが

そのほかに最近では「火災保険」に入ることが

入居の条件になっていることが多いです

また「保証金」という名目のものは

管理業者によってマチマチですが

家賃が万が一払われないことがあった場合に備えるお金で

主に学生さんや 職業についていない方などが入居の際

保証金をいただくことがあります



単純に計算していくと

初期費用としては家賃の3~4か月分くらいいただくことになりますので

お金かかるな~~~と思うお気持ちはよくわかります


事業用店舗なんかになりますと

敷金=6か月分とか

平気であります

(ワタナベも最初見たときびっくりしました)


言い方が悪いですが

入居者さんが夜逃げしてしまっても

賃貸住居であれば多少の痛手ですむかもしれませんが


店舗さんがそうなってしまうと

内装を元通りにしたり 設備を元通りにするのは

数百万かかることもあるのです


そうなったら大家は大変です

そのために敷金は6か月~1年くらいとるんですよね

100万 というような設定をする方もいらっしゃいます



払うお金にたいしては

家賃だけでなくても

きちんと何に対して払うのか

理解をしておく必要がありますよね



いざとなったとき

困るのは自分自身になります

「みんなやっていることだから安心」

ではないんです

今一度 お住まいの物件だけでなく

家族のことも含め 確認することをオススメします



本日はこの辺で~φ(.. )