新潟司商事のblog

私たち新潟司商事(株)は、1968年に生まれた新潟市中央区の歴史ある不動産会社です。 不動産物件の紹介を中心に、役立つ不動産情報や日々のぼやきなどお伝えします!

2019年07月

京アニ放火事件:不動産業者目線で考えること




34人もの死者を出した

京都アニメーション第1スタジオの放火殺人事件


連日、あらゆる情報が明らかになる中

犯人が重体の為 その動機や行動の真意は 未だ全く分からず…

行き場のない怒りと悲しみを多くの人が抱えていると思います




わからなくても 亡くなった方は帰ってきませんし

その一人ひとりに家族がいたわけで

その作品一つひとつに世界中のファンがいたわけで

悲しみの連鎖はあまりにも大きいです







18日(木)事件のあった日 最初はボヤ騒ぎ程度かと思いました

お昼を食べている時の一瞬のテレビ映像で ”アニメ会社”とだけしかまだその時は伝えられず…

しかし みるみるうちに ネットニュースで死者が増え 

これ以上増えないで…と祈りながらも 夜には建物にいた人の約半分が亡くなったと判明しました







スタジオのある京都市伏見区は 私が学生時代に下宿していた馴染みの土地です

京阪電車でよくでかけましたし 本社のある宇治市もアルバイト先がありました

京アニさんの特別なファンではありませんが

広く私もアニメ、漫画大好きな人間であります

「涼宮ハルヒの憂鬱」「けいおん!」「響け!ユーフォニアム」もみました

「境界の彼方」という作品が一番好きで

あの世界観、音楽の美しさ、でもコミカルも忘れないかわいらしさ…

何度見ても笑えて 泣けます





こんな作品を一生懸命作っている 世界にCool JAPANを発信し続けているクリエイターが

どうして犠牲にならなければならないのか

神様なんていない って思ってしまいます

心からご冥福を祈ります







思わず熱くなってしまいましたが…

冷静に 不動産業者目線で気づいたこと 思ったことはたくさんあります




不動産業者の仕事柄 火災保険の販売をするための資格を持っている人は多いですし

防火管理者の資格を持っている方も多いと思います

私もどちらも持っています






気になるのはやはり 避難経路や避難設備についてです

もちろん 建築基準法にも消防法にも準じて造られ 

避難訓練もされて 消火器も設置され 消防の立合いも設備点検も定期的にクリアし

京アニさんには何の落ち度もないことははっきりしています

その上で 今後この事件をどうやって教訓にしていくのか

考えていきたいのです







一番最初に火災のあったビルを見た時

「建物の床面積が大きそうな割に 外に避難階段がないし 窓も小さくて出入り口も少なさそう」

「なんで屋上に避難しないのだろう?」


と 思いました

その後 間取り図などがメディアで公開された際

らせん階段があったことや 出入りするには裏口と合わせて2か所あったものの

上階から降りて避難するには 煙の立ちこめた室内を通ることもあって

全く避難できない状況にあったことがわかりました

屋上の扉は施錠されていなかったものの

それ以上に煙による影響で たどり着けなかったこともわかりました




あの黒い煙は一酸化炭素だけでなく ガソリンに含まれる有毒なガスが大量に含まれているので

息ができず 頭もふらふらで 視界もなく 熱くて どうしようもなかったと思われます

窒息死、中毒死、焼死の3つが主な火災の死亡原因だそうです

IMG_8276

(防火管理講習のテキストにものっていました)



また 建築基準法では 床面積や用途などによっては二方向避難ができないとダメで

二方向避難とは 要するに避難できる直通階段を2か所作らなければならないということなのですが

片方の避難口で火事があった時に 

退路を断たれると逃げられなくなってしまうということを防ぐことを目的としています





しかし京アニ第1スタジオは 用途が「事務所」であるため この法令に該当する建物ではありませんでした


いわゆる 一般的な商業ビルのように 不特定多数の人が出入りするわけではなく

また複数の事務所が入居しているわけではなく もっぱら京アニ従業員さんのみ主に利用するので 

火災や放火不審者の侵入リスクがより少ない、だから規制緩和されているということでした

同様の理由で スプリンクラーの設置義務もなく

防火扉もなかったとのこと

防火扉が作動する階段があれば もしくは建物外側に非常階段がついていれば、

もしかしたら何人か… とタラレバを考えてしまいます

IMG_8275


繰り返しますが 京都アニメーションさんに落ち度はなかったわけで

全て法令に準じていることですから 全く悪いのは犯人以外の何物でもありません

でも それでは誰も浮かばれません

法令も 変えていかなければならないのではないでしょうか?






①避難階段の設置に関する法令を改める

②ガソリンの携行や保存についての法令を改める

③地域や行政、警察の対応を改める







①には 防火扉の設置や それ以外にも今回の事件を生かした改正を望みます



②は そもそも危険物の取り扱いには資格が必要なのに

少ない量ならOK っていうのはおかしいような気もします

ガソリンを40リットルも… これ自体も量が多くないですか??



③は 様々なニュースから 犯人はかなり危険な人物であることはわかっていたようです

また 京アニさんには脅迫メールが何件もあったのに 特定できなかったわけで

未然に対策が打てなかったのは 悔しい部分です







法令に則っていればOK というのは確かに大原則です

当社だって 同じ考えでビルやマンションの管理をずっとしてきました

ですが だからと言って「安全」であるかといえば そうではないことが証明されてしまいました

実際に火事になった時にどうなるかを想像してみれば

どんな大きさの施設だろうと どんな用途の施設だろうと

防火扉や避難階段はあった方がいいし スプリンクラーはあった方がいいし

窓や壁紙、あらゆる内装品に不燃材料を使った方がいいです








こういった設備はお金のかかることですし

実際に万が一が起きなければ 不要なものであるので

軽視されがちなのは 人間の心理としては普通なのではないでしょうか

たとえば 防火扉の設置に云百万かけるならば 同じ金額でエレベーターを付けた方が便利!と

もし私が所有者なら思ってしまいます

難しい問題です





今後はどのように事件が終息に向かうのか

まったくわかりませんが

どうか関係者の方 被害にあわれた方 心穏やかになる日を祈っております

私は忘れないで ずっと覚えていようと思います











本日はこの辺でφ(.. )














村山内科・はづき薬局が移転OPENしています




久方ぶりの更新です

2019年も もう半分が過ぎ

あっという間に夏、です

早い~~~







猛暑とまで言わずとも、蒸し暑い日々ですが

今年は事務所のエアコンも入れ替えまして 

省エネばっちりです





当社事務所は最上階のため 直射日光浴びているイメージでして

1階とは温度が違うのです… 月曜朝の事務所のもんわりした空気たるや…







7月に入り 良いこともありました!

当社ビル<プリオール万代>4Fに

村山内科さんが移転OPENいたしました


それに伴い 2Fには調剤薬局 はづき薬局さんも移転OPEN

どちらも清潔感のある雰囲気です

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以前は 東大通り沿いのビルにおられましたが

建替えの為にプリオール万代へお引越しされました

ですので 今まで通っていた方もこちらへ来られて

午前中は特に エレベータも混雑気味です

よいことです!









ワタクシも含め 当ビルに勤務されている皆さんも通っている方も多いです

風邪をひいたら すぐ駆け下りていきたいと思います(笑)

やさしくて 親身になって下る 穏やかな先生です


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お盆休みが近いので 気を付けないとですね!




本日はこの辺で~~φ(.. )





















 
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