朝の情報番組をみていると

騒音問題とか ゴミ屋敷とか ペット云々とか

そんなご近所同士でのトラブルが多くみられます

あんなのを朝から見ていると やんなっちゃいますよね



双方の言い分はあるにせよ

もしも もっとご近所同士で会話したりする機会があったのなら

具体的には もう少し お互いの生活環境や家庭事情を知っていたら

お互い人間なんですから 裁判になったり 大きな事件になることはないのでは?と

思わずにはいられないですよね



だって 自分の友達のペットが少し騒いでいたところで

殺意を覚えるほど イラついたりはしないと思いますし

そのペットがどういう事情で飼われているか知っていれば

それだけで心持がかわることもあるはずです

(捨てられた子犬を拾ったのかも!実は人懐こくてかわいいかも!)



持家のご近所でさえこの調子なのですから

当然 賃貸アパートやマンションの住人同士なんて 

会話はおろか 顔を合わせたこともない人も多いと思います


ワタクシも今まで賃貸に住んできましたが 

隣が男か女かぐらいしか知りませんでした



得体のしれない人の部屋から トントントン・・・と音が響いたり

笑い声が聞こえたりすれば そりゃあ 怖いしなんか不愉快です

結局 騒音問題や近隣トラブルって

周辺とのコミュニティが希薄すぎる結果なんだと思います

(もちろん 異常な爆音とか 悪意のあることをする変な輩もいるのは事実ですが)



この問題点に着目し 見事 空室率27%の賃貸マンションを2年で

120人の入居待ちを出す人気物件になりあげた方の本
大家も住人もしあわせになる賃貸住宅のつくり方

「大家も住人もしあわせになる賃貸住宅のつくり方」(青木 純著)

ど~っと読んでみました

あっという間に読めました



IMG_4090


事例が東京なだけに そのまま新潟で使えるか・・・といえば

そうはならないのは良くわかっています

その上でも いろいろと参考になることがありました


IMG_4091

上↑の右写真がいわゆる リフォーム前の空室だらけのお部屋

よく見ると 右の壁は日焼け?や長年のシミが残っています

たしかに このページの問いかけのあるように

この部屋は自分が大家でも住みたいとは思えないです・・・




今まで(というか、現状の賃貸住宅の流れ)だと

次の人が使う部屋を 前の入居者がキレイにする形をとっています

これは 「使った分きれいにしなさいよ」「壊したらなおしなさいよ」という意味で

筋は通っています

ただ その直し方を”入居時の元通りに直す”というのは ”!?”と思う部分もあります

使えば使うほど どうしても老朽化してしまうので

がんばっても「新品同様」にはなりえないです

なのに たとえば築20年の賃貸マンションであれば

20年前の内装に戻していくわけですから

時代に合わなくなってくるのは当たり前です

それに なんで次の人のために自分がキレイにしなければならないの???

・・・という気持ちになってしまうという方も多いようです




だから お金をかけて 最新設備をいれてリフォームすれば

当然 入居者も選んでくれますが

何せ何百万単位のお金がかかります 大家は負担が大きい!

それに とりあえずキレイにしたところで 入居者が選ぶとは限らない!



どちらもハッピーになる方法はないのか?

窮地に追い込まれた大家が考えた策が「壁紙が選べる」賃貸というアイデアです

割と誰でも思いつきそうなアイデアですが 

金銭的な面の仕組みを工夫し 大家と入居者で最小限にとどめ

新しい入居者本人が 壁紙を選ぶので 

従来の流れとはまったく逆になります

さらに・・・

不可抗力(だと思います)で大きなメリットをもたらしました



それが「隣人(同じ賃貸マンション住人)とのコミュニティ」です




内装や家にこだわる=自分のライフスタイルにこだわりがある=オシャレな人、楽しく生きたい人

が集まった結果 活動的な入居者同士がうまくコミュニティを作っていって

大家の意図しないところで 口コミなどでこのマンションが話題になっていったそうです

もちろん 大家も協力的でなければ どんどんと広がることはなかったのですから

著者の方のアイデアや新しい動きに敏感な若い大家である、というのも大きな要因です

IMG_4092

IMG_4093


結果だけならべると 魔法使いのように聞こえますが

やっていることは かなり地道です

それに 最初はやはり借金しててでも初期投資が必要ですから

大家はかなりリスクを伴います

この写真はマンションの屋上のようですが

これも 入居者が使えるように 東屋を作ったり 安全管理しなければならないので

お金&労力はかなり大変です

正直 入居者にそこまでしてあげないといけないの??という考えもあります

だって 何もしなくても 家賃は変わらず入ってくるのですから




入居者集めやPRも SNS等を駆使して情報発信している分

新潟のような地方都市では 若者も少ないですし そもそもの人口(=ターゲット)が少ないですので

このように2年で成功 とはならないと思いますが

地域活性にもつながり 古い空家対策としても斬新で

とても面白い仕組みだと思いました





現状のスタイルはもう古いのかもしれない

常にそうは思っていますが この賃貸住宅の一連のルーティンを変えるのは

とても大変!という現実




・・・どうしていくべきか 考える日々です




本日はこの辺で~~~φ(.. )